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青蛙亭主人敬白
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改革開放以後経済成長を続ける超大国・中国、北京五輪を控えてますます成長いちじるしく、いまや上海の株価の上下が全世界の経済を左右したり、中国の石油消費の増大で原油価格は高騰するわ地球環境は圧迫されるわ、お世辞でも何でもなく中国の動向が世界を牽引しています。21世紀は中国の時代、中国語を勉強する人は世にあふれています。 このためどんな小さな書店に行っても中国語の学習書は入手できますし、大きな書店ならまさに汗牛充棟状態です。中国語を教えてくれる教室はどこにでもあり、WEB上にも中国語の学習サイトはいっぱいあります。 それなのにわざわざ中国語の学習サイトを立ち上げるに至ったのは、多くの本やサイトが共通して見落としている重要な点があり、それを取り上げることに意味があると思ったからです。誰もやってくれないから不肖私こと青蛙亭主人、仕方なく自分でやってしまおうというわけです。 誰もやってくれないこととは何か? それが当サイトの副題「ちょっとレトロな漢語の世界へようこそ」ということなのです。 レトロというのは3つの面でです。一つは教授法。一つは言葉そのもの。あと一つは文字の問題です。以下それぞれ説明しましょう。 初級は一応卒業したけどどうも中国語がうまくならない、いつまでたっても中級のままでステップアップができない、とお嘆きの「万年中級組」は多いのではないでしょうか。複雑怪奇な語形変化のある印欧諸語やアラビア語のような言語では、最初は語形変化を覚えるのに苦労しますが、そこさえ越えればあとは意外とラクにどんどん上達するものです。しかし中国語は、語形変化は全くといってよいほどないのに、個々の語法の制約がやたらとあり、しかもそれらの制約のほとんどが言葉でうまく法則化できないものです。最初の敷居が低いぶん、中級以後の苦労がきつく感じられます。学習書、教室、サイト……中国語の学習環境は恵まれているはずなのに、このあたりの悩みを解決してくれるものは多くはありません。 中級以後の道が険しいのは中国語の特性に基づくので、どんなに環境が充実しどんなに文法研究や教授法研究が進歩したとしても改善しないのかもしれません。あの手この手をつくしてあがくしかなさそうです。 で、その「あの手この手のあがき」のうちの一つとして当サイトが提唱するのは「温故知新」。つまり新しいものに行き詰まりを感じたら昔のものにもう一度光を当ててみようということです。 昔の中国語学習環境は今より貧困だったはずのに、中国語に堪能な人は今よりも多かったように思います。しかも昔になればなるほどそういう面があります。たとえば明治や江戸の文学には中国の小説の翻案が多いでしょう? 文人たちは中国の本をむさぼるように読んでいたのです。しかも文語すなわち漢文の小説だけでなく、白話小説を含めてです。白話(口語)の学習環境なんてほとんどなかったはずなのに、彼らは強引に体当たりして、しかも読みこなしちゃったわけですね。 こういう昔の人たちの体当たり学習法を現代の衣をまとわせて再現してみようというのが、当サイトの趣旨の大きな柱です。 そして、レトロといえば、学習法だけでなく言葉の問題もあります。漢文や昔の白話など、古い言葉にも光を当ててみようというわけです。 初級を終えて中級に入った人の多くが痛感していると思いますが、現代中国語を勉強すればするほど、現代の言い回しの中にすら、いわゆる漢文的な語彙があふれています。新聞ひとつ読むにしても、新聞の文体、特に見出し文はかなり漢文的であり、現代中国語の知識だけでは歯が立ちません。 「お前の言葉じゃ信用できん」というのなら、最近(2007年1月)出版された阿辻哲次『近くて遠い中国語』(中公新書)の例をあげましょう。この本の最終章では人民日報WEB版に掲載された、日本のホワイトデーの習慣を紹介する記事を読解し、いかに中国語が難しいかということを言っているのですが、その中で「お返しをする」という意味で「礼尚往来」という礼記に基づく表現を用いていることを挙げ、「現代中国語の、それもインターネット上に掲載されるwebのニュースのなかにも、こんな古典中の古典に由来する表現が、なんの前触れもなしにいきなり顔を出してくるところが中国語の真の恐ろしさなのである」(p.205)と言っています。まあこの語自体はどんな中日辞典にも成語として載っているのでそのまま覚えればいいのでしょうが、こういう事例に頻繁に接するにつれ、「やっぱり古典もやらなきゃなぁ」と思う人も多いんじゃないでしょうか。 それなのに、中国語の学習書はどれも現代語のためのものばかり。ちょっと漢文をやってみようとか、前代の古めかしい文章を読んでみようとすると、たちまち情報不足になってしまいます。だから中国語を勉強している学生も、いざ古典をやろうとすると、高校時代に使っていた漢文の参考書なんかをひっぱり出してくるというのが実情じゃないでしょうか。「漢文は中国語なんだから中国語として読め。日本の漢文読みは邪道だ」なんて教わったくせに、ね。 そう。考えてみれば、私たちは一応、中学や高校で漢文をやってきたんです。国語科のごく一部のわずかな時間ですから、たいしたことはできませんが、それでもまるきりやらないよりはましで、他地域の古典、たとえばギリシアやインドの古典などよりははるかに漢文は身近な存在です。ところがせっかくのこの漢文教育の蓄積が、現代中国語とはまるきり連携していないのが問題です。 現代中国語だけでなく漢文にもしっかり取り組んでみよう。それが「ちょっとレトロな漢語」を扱う当サイトのもう一つの柱というわけです。 最後に、いまの日本の中国語学習で全く無視されているのが、台湾・香港などの繁体字環境です。 特に台湾の“国語”、いわゆる台湾国語(台湾華語)は、基本的には北京語をベースとしているので大陸の“普通話”とほぼ同じものですが、使用語彙が違ったり(特にIT関連)、語の末尾のアル化が少なかったり、軽声化が少なかったりと、微妙な違いがありますし、新聞の文体は大陸に比べてかなり文語的なので大陸中心の中国語学習経験だけでは最初はかなり面くらいます。繁体字使用というのは頭の切り替えでなんとか対応できても、台湾で出ている国語字典や国語の解説書は注音符号(注音字母)オンリーだったりするので、注音符号になじみのない日本の学習者には使えない、そんなわけで台湾の本は中国書籍店にもほとんど置いていなかったりします。 青蛙亭主人は朝鮮語との付き合いも長いのですが、朝鮮語のほうは韓国と北朝鮮で語彙や正書法などが微妙に異なります。最近の人は韓国オンリーなのでしょうが、古くから朝鮮語と付き合ってきた人は韓国の辞書も北朝鮮の辞書も両方そろえ、どっちも読めるように訓練したものです。日本で出ている朝日(韓日)辞典も、韓国の語彙ばかりか北朝鮮や中国朝鮮族の用法もそれと明記して載せています。朝鮮語の検定試験、ハングル能力検定も、2級以上の読解問題は韓国式、北朝鮮式、両方読まされます。本当に朝鮮語を極めるなら韓国だけじゃダメ、というわけですね。 そんな朝鮮語の事情に慣れた目には、現代日本の中国語の学習環境は非常に奇異に映ります。大陸式の簡体字とピンイン(ローマ字)ができ、大陸の文章さえ読めればよく、繁体字や注音符号や台湾の文章はダメでもOKなんですから。2つの中国を認めない大陸の政府に気兼ねをしているのでしょうが、台湾の国語だってもう一つのスタンダードです。繁体字や注音符号をしっかり扱おう、というのが当サイトの三本目の柱というわけです。 そして、日本語の標準語が江戸っ子の言葉と違うように、大陸の普通話は北京語とイコールではなく、北京語のローカルでレトロな要素を切り捨てて洗練されたものなのです。そしてそういう切り捨てられた要素が実は台湾国語(台湾華語)に残っていたりするのです。その意味で台湾国語に着目するというのは、レトロな中国語を探求する有効な手段なのです。 各コンテンツの入口には必ず「口上」が書かれています(あるいは「口上」へのリンクが設定されています)ので、詳しくはそれを見てください。ここでは簡単に記します。 現代語の勉強のページですが、普通にやったのでは他サイトと変わりません。当サイトらしくレトロにいきます。戦前に一世を風靡した超ベストセラー支那語テキスト「急就篇」に現代の衣を着せてよみがえらせます。最近の文法学の成果をとりいれたテキストは必ずしも入門用に最適とはいえません。「どうも中国語は簡単そうで難しい」とお嘆きのあなたは、だまされたと思ってこれで勉強してみてください。昔の人はみんなこれで弁起用し、ばりばり会話ができるようになったんですよ。 こんどは漢文の勉強です。現代の高校や大学教養ではまともな漢文教育が行われていないし、中国文学科では現代語ばかり教えて漢文(文言)の読解訓練を全然やりません。だから本格的に漢文を読まねばならない人は、誰も教えてくれないのでみんな見よう見まねで悪戦苦闘している現実です。ここでは中国語の音読と伝統的な訓読を併用しながら勉強します。必ず漢文が、しかも句読点もない白文が読めるようになります。 辞書も用意しました。コンパクトな単漢字の字典ながら広く漢文も中国語も読めて愛用者の多い「支那文を読む為の漢字典」をWEB化、原著にはないピンインや日本語音訓などからの検索も可能にしました。 漢籍の情報をまとめた本として定評の高い桂五十郎『漢籍解題』をWEB化しました。 さまざまなお役立ち資料を提供します。リンク集、中国語関連技術情報、また著作権保護期間の満了した書籍/論文をPDF化してダウンロードできるようにしています。 著作権保護期間が満了していない書籍/論文でも、絶版などで入手が困難なものについて、共同研究という形で閲覧していただく研究員制度を作りました。詳しくは次をご覧ください。 上記の研究員になるためのページです。 青蛙というのは中国語で蛙のことです。必ずしも青蛙のみならず蛙一般をそういいます。 で、名前の後半の「漢語塾」の「漢語」の部分をどう名乗ろうか、ずいぶん考えました。上述のように当塾は文語も口語も古代も現代も、中華の言語を総合的に扱おうと意図を持っておりますが、日本で「中国語」というとふつう文語文は含みませんし、「漢文」というと口語文は含みませんので、漢文とも中国語とも名乗れません。 当塾のコンテンツの一つに「WEB支那漢」がありますが、これの元ネタである『支那文を読む為の漢字典』の編訳者、文求堂の田中慶太郎もやはりさんざん悩んで、「支那文」と称したわけであり、戦後「支那」という言葉の使用がはばかられる空気の中でもあえて「支那」を通したゆえんもここにあります。 だから当塾も同様に「支那文塾」と名乗ろうかと思いましたが、結局やめました。それは決して「支那」という言葉の使用にクレームをつけてくるであろう愚かなやからを恐れたわけではありません。 中国の歴代の王朝・国家は領内に多くの異民族を抱えているので、「中国」なり「支那」なりというとそういう異民族まで含むものという誤解を招きかねないというのが「支那」を敬遠した理由です。現に1970年代ごろの中国語のテキストの中には「ウイグル語もチベット語も中国領内で話されている言葉でありれっきとした中国語だ」という愚かな言説をよく見かけました。当塾ではさしあたりそういう言語を扱う予定はありませんので、純粋に漢民族の言語ということでは「漢語」という言い方がいいのかと思いました。 期せずしてこれは中国での言い方と同じです(中国ではあまり「中国語」だの「中国話」だのとはいわず「漢語」というほうが普通です)から、まず絶対にクレームも来ますまい。塾名としてもちょうど3字3字の6字になってつりあいがとれたかと思います。 上述のように当塾では漢語に関するレトロなものに再び光をあてることをめざしております。それらはレトロであるだけに、著作権法上の保護期間すなわち著作者の死後50年を経過したものが数多くあります。最近はWEBサイトの著作権がやかましく言われるようになりましたが、逆にこういう著作権が切れたものを公開するようなサイトも増えています(国立国会図書館近代デジタルライブラリー、青空文庫、うわづら文庫、国語学論文集などはその一例です)。当塾もこのような機能を果たすサイトの一つとして成長していきたいと思っております。 実は私、青蛙亭主人は、インドの古典語であるサンスクリットも勉強しています。サンスクリットでは Monier-Williams : A Sanskrit-English Dictionary (通称モニエル)という、ほとんど誰もが持っている定番の辞書があるんですが、とても大きくて持つのが大変。コンパクトな版もあるんですがそれでは字が小さすぎて読みづらい。そんなところへ、「モニエルのCD-ROM版」がインドで出たんですね。早速インドのネット通販で取り寄せたところ、辞書データが全部電子化されているのかと思いきや、単に全頁スキャンした画像がおさめられていて、見出し語のみを検索プログラムで検索していくというなんとも原始的なしろものでした。最初はなんかだまされた気分でしたが、でもこれはこれで結構便利なんですね。書籍の電子化というとけっこう大変ですが、こういう簡単な方法もあるんだ、これなら個人の力でも古い書籍の電子化はできるぞ、と思ったわけです。コード化に際して変に字体が変わっちゃうことが往々にしてありますが、画像表示なら原始的ながら確実だというところがあります。 このような「電子影印本」「ネット影印本」という発想を得て作ったのが当塾の「WEB支那漢」や「WEB漢籍解題」というわけです。 それから実は私は、サンスクリットなどインドの言語に関する「まんどぅーかネット」というサイトを運営しています。そのコンテンツのひとつに、「よみがえれ実習梵語学」というのがあります。『実習梵語学』とは大正から戦前、いや、へたをすると昭和40年代あたりまで非常によく使われたサンスクリットの名テキストです。あまりに古めかしい文語体で書かれているため今では使う人もいなくなったようですが、それを現代語に超訳し、私の補足説明も付け加えてWEB上でよみがえらせたというコンテンツです。 このコンテンツの製作経験から、戦前の語学教科書に非常に興味を持つようになりました。体裁や文体が古めかしいため今では使われなくなったものの、非常に高い水準の書物が数多くあることに気づき、それらをよみがえらせたくなりました。それが「よみがえれ急就篇」に結実しているというわけです。 このサイトに書かれている情報は、私なりに正確を期しているつもりですが、正しさの保証はいっさいいたしませんし、このサイトに書かれている情報を利用した結果いかなる損害があったとしても(たとえば、仮に間違いがあったとして、それを試験に書いて不合格をくらってしまったとしても)、当方は一切関知いたしません。逆に、間違いを見つけた場合には、いろいろご指摘を賜るとありがたいです。このサイトはそういう「自助努力の上にたった相互扶助」の精神に基づくところだと思ってください。 ですからまったく努力をせずにメールで「××って中国語で何ていうの?」みたいな質問をしてくる方は、一切無視をすることにしております。 また当サイトではレトロな中国語を扱う関係上、“支那語”、“支那文”など“支那”という呼称をしている書物を多く扱っています。これらはもちろん固有名詞なので、“支那→中国”などという言い換えなどいたしませんし、レトロな中国語という意味で“支那語”という呼称を積極的に用いている部分もあります。 同様に、現在では中国東北部と言い換えねばならない満州(満洲)もそのまま用いている部分がありますし、もちろん台湾を対等に扱う関係上、当サイトは中華民国をもう一つの国家・政府として承認しております。 逆に、当サイトでいう中国とは漢民族の言語と文化が主要に息づいている地域を指しますので、中華人民共和国の版図のうちの新疆やチベットや内蒙古などは中国扱いしていなかったります。 このあたりの政治的スタンスは当サイトの設立趣旨上妥当なものと認めていただけると思います。抗議は受け付けません。念のため。 インターネットの世界ではリンクは無許可に自由にやるものだと思っているので、このサイトのすべてのページはリンク自由です。私も気に入ったサイトは自由にリンクします。ただ、予告なくサイトの体裁を変えることがあります。ホームページ http://www.seiwatei.netについては絶対に変更しない(ドメインを変更しない限り変更しようがない)と思うので、ホームページにリンクしていただくのがいいかと思います。なお、末尾の index.htm は省略可能、さらにwwwも省略可能です。 特にありませんが、当サイトのコンテンツはすべてUnicodeを使用しているので、Unicodeに対応していないシステムでは見ることができません。いまどきそんなシステムはもう現役ではないかもしれませんが、一応ご注意申し上げておきます。 Unicode対応ですので、日本語Windowsはおろか、中文Windows(簡体・繁体とも)やハングルWindowsでも見ることが可能です。が、Unicodeはごく微細に字体の違う文字を同一コードにしている関係で、他国のWindowsで見るとちょっと雰囲気が異なると思います。具体的には、しんにょうの点は、中文Windows(繁体)やハングルWindowsでは2つになります。 「WEB支那漢」「WEB漢籍解題」など、検索窓のあるコンテンツでは、日本語用IME以外に中国語用、韓国語用のIMEも使えます。また他のアプリケーションの文字をコピー&ペーストすることも可能です。もっともそのアプリケーションが非Unicodeコンテンツの場合、日本語Windows上ではコピー&ペースト時にShift-JISやEUC-JPからUnicodeへの変換を自動的にやってくれますが、他国のWindowsではそれができない場合があります。 Windows Vistaでは漢字の書体が変更されたことが話題になりました。変更というとやれやれ面倒だという気がしますが、JIS83およびJIS90で改悪された書体を伝統的書体に戻したJIS2004をVistaが採用したわけですから、むしろ漢字屋としては歓迎すべきことでしょう。「私はXPだから関係ないや」とお思いの方、実はMicrosoftから、Windows XPでも使えるJIS2004対応フォントが無料配布されているのです。「Windows XP および Windows Server 2003 向けJIS2004 対応 MS ゴシック & MS 明朝フォントパッケージについて」がそれです。「巷で噂の味噌煎餅。葛飴は僅かに蝕む。騙された」という文の「味」以外の漢字の字体にご不満の方は、ぜひインストールなさることをおすすめいたします。「MS ゴシック」「MS Pゴシック」「MS UI Gothic」「MS 明朝」「MS P 明朝」の5つのフォントの書体がJIS2004に変わります。特に「WEB支那漢」をお使いの場合、支那漢本体の書体とコンピュータの書体が異なってしまいますので、ぜひインストールなさることをおすすめします。 なお、この逆にVistaの5つのフォントをXPなみのJIS90にするフォントは、Windows Vista および Windows Server 2008 向け JIS90 互換 MS ゴシック・明朝フォントパッケージについて でダウンロードできます。いくつかのコンテンツではクッキーを利用しています。クッキーというのはページに関するさまざまな情報をあなたのコンピュータに一時的に保存する機能です。たとえば「WEB支那漢」では最後に表示した辞書ページを、「よみがえれ急就篇」では本文や発音などの表示/非表示状態を、あなたのコンピュータに一時的に保存します。セキュリティ対策でクッキー機能を無効にしているとこれらの機能が働かなくなりますので、クッキーは有効にしておくことをお勧めいたします。もっとも、クッキーを無効にする弊害は、いちいち表示ページや表示状態が初期状態にリセットされてしまうという程度ですので、それでもかまわないのであればクッキーを無効にしておいてもけっこうです。 また、いくつかのコンテンツではJavascriptを使用しています。Javascriptとはブラウザ上で動作するプログラミング言語であり、通常のページ記述では不可能なきめ細かな機能(たとえば「よみがえれ急就篇」で用いている、ページの一部を表示したり隠したりする機能)を実現することができます。セキュリティ対策でJavascrptを無効にしているとこれらの機能が働かなくなりますので、Javascriptは有効にしておくことをお勧めいたします。特に「よみがえれ急就篇」「漢文入門」ではページのジャンプにもJavascriptを用いているので、Javasciptを無効にしていると他ページにジャンプすることすらできなくなります。 1961(昭和36)年生まれ、 歳。一応とある大学の中国文学科を卒業しました。もっともこの大学はいまでは名前が変わり、大幅改組されてしまったので、出身大学がなくなってしまったかのような寂しさを覚えております。 さまざまな仕事を経て、いまでは住まい(横浜市青葉区)の近くでタクシー運転手をしております。歩合制給料なので仕事をしっかりしないと給料が上がらないのですが、欲を出さなければ気楽な商売ですし、1日おきの乗務なので見かけ上休日が多く、平日の昼間に図書館に行くこともできます。そんなわけで昔やった勉強が忘れられず、こんなサイトを作ってみました。 1971(昭和46)年生まれ、 歳です。青蛙亭主人氏が韓国映画のサイトをやっていたときに会員制上映会の会員になって知り合い、2006年秋に結婚しました。 語学ヲタ、聖書ヲタで、ばべるばいぶるという多言語聖書閲読サイトをやっています。 自己流ですけどパソコンのプログラミングも好きで、結婚の前後から青蛙亭漢語塾およびまんどぅーかネットの技術的な協力をしてきました。特に青蛙亭漢語塾は結婚後に主人が開設いたしましたので、当初からかかわっていたということになります。CGIとかJavascript関係は全部私が作ったものです。 当初は猫をかぶって控えめにしていたのですが、だんながもらい事故の後遺症でキーボードをうつのがつらくなったのを機に、こちらのほうも協力することにしました。 中国語や漢文はどうもとっかかりがつかめず、苦手としておりますが、ばべるばいぶるのほうにも中国語や漢文の聖書をあげておりますから、こちらのサイトの仕事も結局は私のサイトの仕事に通じます。たまにしか協力できないとは思いますが、長い目で見てやってください。 主人と知り合ったとき、たまたま韓国語の勉強中で、韓国語の漢字語の発音と日本の字音仮名遣いの関係が気になって、河野六郎『朝鮮漢字音の研究』と格闘しておりました。でも、この本に出てくる中国語の音韻学の用語に歯が立たず、困っていたところ、主人に教えてもらってわかるようになったという思い出があります。 |